コルチゾールは副腎から分泌されるホルモンで、特にストレスがかかるときにその分泌が増加します。
体のさまざまな機能を調整し、ストレスに対処するために重要な役割を果たしますが、コルチゾールが慢性的に高い状態が続くと健康にさまざまな悪影響を及ぼします。筋肉の分解、免疫力の低下、体脂肪の蓄積(特に腹部)などのダイエットや減量の大敵になるほか、心血管疾患のリスク増加、睡眠障害などがその例です。
コルチゾールを抑えるための方法
コルチゾールの分泌を抑えるためには、ストレス管理や生活習慣の改善が非常に重要です。
コルチゾールを抑える方法は以下の通りです。
- 十分な睡眠:研究によると睡眠が6時間未満の人は9時間睡眠を得た人に比べコルチゾールレベルが約50%高いと示されています。
- ストレス管理: 起床時や寝る前など日常的に、瞑想、ヨガ、深呼吸などを10~15分取り入れることストレスが軽減される。
- 適切な食事: バランスの取れた食事を心がけ、特にオメガ3脂肪酸(青魚、ナッツ)や低GI食品(玄米、野菜)、適切なたんぱく質量を摂取する。
- 適度な運動: 筋トレや有酸素運動(ウォーキング、ジョギング)を無理のない範囲で行う。
ストレス管理
ストレスがコルチゾールの最大の引き金となるため、ストレス管理はその分泌を抑えるための最も効果的な手段の一つです。
ストレスにうまく対処することで、コルチゾールの慢性的な上昇を防ぐことができます。
瞑想とマインドフルネス
瞑想やマインドフルネス(過去や未来ではなく、今この瞬間に起こっていることに注意を払い、自分の思考や感情、行動などについて善悪の判断や評価をせず、ありのままを観察する状態)はストレスを軽減し、コルチゾールレベルを低下させる効果が実証されています。研究によれば瞑想を行うことで、コルチゾールの分泌が抑制され、長期的にストレスに対する反応が改善されることが分かっています。
- 実践方法: 瞑想は1日10〜15分程度、深呼吸を行い呼吸や体の感覚に集中することから始められます。また、マインドフルネスは日常生活の中で行うことができ、食事や散歩などのときに意識を集中させ、今の瞬間に注意を向けることが重要です。
ヨガ
ヨガは心と体の両方をリラックスさせるための優れた方法といえます。ヨガは身体の柔軟性や筋力を向上させるだけでなく、深い呼吸とリラックスを促進するためコルチゾールの分泌を効果的に抑えることができます。特に、リストラティブヨガ(心身を休めて回復させる動かないヨガ)やハタヨガ(吐く息と吸う息をコントロールして、人間の原動力となる「気」を意識しながら精神面を整えることができるヨガ)のようなリラクゼーションを重視したヨガはストレスの緩和に非常に効果的です。
- 実践方法: ヨガは初心者でも簡単に始めることができ、1日に15〜30分程度の練習が推奨されています。ヨガスタジオに通うだけでなく、自宅でもオンライン動画を見ながら練習することが可能です。
リラクゼーション法
リラクゼーション法には、深呼吸などが含まれます。この方法は、ストレスを軽減し、コルチゾールの分泌を抑えるためのシンプルで効果的な手段です。深呼吸は副交感神経を刺激し、リラックス反応を引き起こすためストレスホルモンであるコルチゾールを低下させることができます。
- 深呼吸法の実践方法: 5秒かけて鼻からゆっくりと息を吸い、10秒かけて口から息を吐き出します。この過程を数分間繰り返すだけで副交感神経が刺激されリラックス効果が得られます。
生活習慣の改善
日常生活における習慣を見直すことも、コルチゾールを抑えるために非常に重要です。
睡眠、食事、運動などの要素を調整することで、コルチゾールレベルを効果的に管理することができます。
十分な睡眠
睡眠は体の回復とストレスホルモンのバランスを整えるために非常に重要です。コルチゾールは、通常、朝にピークを迎え夜になるにつれて低下しますが、睡眠不足になるとこのリズムが乱れコルチゾールが異常に高い状態が続くことがあります。慢性的な睡眠不足は、コルチゾールの持続的な上昇を引き起こし、健康に悪影響を及ぼします。
睡眠の質を向上させる方法
就寝時間と起床時間を一定に保つ
寝る前にリラックスできるルーティンを作る(読書や深呼吸など)
スマホやパソコンなどの電子機器を寝る1時間前には使わない
寝室の環境を整える(暗く、静かで快適な温度に保つ)
適切な食事
食事もコルチゾールの分泌に影響を与える重要な要素です。特に、血糖値の安定がコルチゾールの調整に大きく関与しています。血糖値が急激に上昇したり低下したりすると、コルチゾールが分泌されて血糖値を調整しようとします。そのため、バランスの取れた食事を心掛けることが重要です。
- 低GI食品を摂取する: 血糖値をゆっくり上昇させる低GI食品(玄米、全粒粉のパン、野菜など)は、コルチゾールの急上昇を抑えるのに役立ちます。
- 定期的な食事を心がける: 長時間の空腹は血糖値を低下させ、コルチゾールの分泌を促進します。適切な間隔で食事を摂ることが推奨されます。
- オメガ3脂肪酸を含む食品を摂取する: オメガ3脂肪酸は、コルチゾールの分泌を抑える作用があるとされ、青魚の他サーモンやアボカド、クルミなどの食品に多く含まれています。
適度な運動
運動はコルチゾールを管理する上で重要ですが、過度な運動は逆にコルチゾールの分泌を増加させる可能性があります。適度な運動を継続することで、ストレスを軽減し、体全体のホルモンバランスを整える効果が得られます。
- 有酸素運動: 散歩、ジョギング、サイクリング、スイミングなどの有酸素運動は、コルチゾールの分泌を抑え、ストレスを緩和します。週に150分程度の中程度の有酸素運動が推奨されます。
- 筋力トレーニング: 筋肉量を増やすことは、ストレスホルモンの抑制に役立ちます。ただし、過度な筋力トレーニングはコルチゾールを増加させる可能性があるため、適切な休息を取ることが重要です。
- リラックス運動: ヨガやピラティス、太極拳などのリラックスを目的とした運動は、心身のストレスを和らげ、コルチゾールレベルの低下に寄与します。
コルチゾールを効果的に抑えるためには、心理的なアプローチも効果的となります。
ストレスを軽減し、より楽観的な思考や感情を持つことは、コルチゾールの分泌を抑える助けとなるので、人とのつながりや社会的サポート大切といえるでしょう。
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