筋肉の大敵!ストレスホルモン「コルチゾール」の増える原因について【この記事は10分で読めます】

コルチゾールストレスホルモンとして知られるホルモンで、身体がストレスに対処するために重要な役割を果たします。

コルチゾールが適切に分泌されることは日常生活やストレスの多い状況において必要不可欠ですが、過剰に分泌されると身体に悪影響を与えることがあります。

コルチゾールとは

まず、コルチゾールがどのようなホルモンで、どのような働きをしているのかを理解することが大切です。

コルチゾールとは?

  • コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンで、主にストレスへの対抗反応として体内で働きます。これは身体の「闘争か逃走反応」に関連し、身体がストレスを受けたときに適応するための準備をしています。
  • コルチゾールは、血糖値の調節・炎症の抑制・血圧の維持・代謝の調整など、さまざまな生理的機能に関与しています。

コルチゾールの正常な役割

  • 血糖値の調整: コルチゾールはグルコースの生成を促し、血糖値を維持するために重要です。特に、ストレス下や空腹時に身体がエネルギーを必要とすると、コルチゾールがグリコーゲンを分解し、グルコースとしてエネルギー供給を行います。
  • 免疫反応の調節: コルチゾールには抗炎症作用があり、免疫系を調整する役割もあります。これにより、過剰な免疫反応や炎症が抑えられます。
  • 血圧の維持: コルチゾールは血圧を適切な範囲内に保つのに寄与します。身体がストレスを感じると、コルチゾールが分泌、血圧を上昇させ身体が戦闘または逃走の準備をはじめるのです。
  • 代謝の調整: コルチゾールは脂肪やタンパク質の代謝にも影響を与え、身体がエネルギーを効率的に使用できるようにします。

コルチゾールが増える原因

コルチゾールが過剰に分泌される原因には、さまざまな要因が関係しています。

それらの原因は、生活習慣やストレスレベル、ホルモンバランス、さらには疾患にまで及んでいきます。

慢性的なストレス

  • 精神的なストレス: 長期的な心理的ストレスは、コルチゾールの持続的な分泌を引き起こします。仕事、家庭、人間関係、経済的な不安など、日常的なストレスが原因となりコルチゾールレベルが高まります。特に、解決の難しい問題や不安が続く場合、慢性的にコルチゾールが過剰分泌されることが一般的です。
  • 身体的なストレス: 怪我、病気、手術など、身体的なストレスもコルチゾールの増加を引き起こします。身体が回復するためにエネルギーを必要とし、コルチゾールが血糖値を上げたりエネルギーの供給を増加させます。
  • 環境的なストレス: 気温の急激な変化、騒音、公害、過密な都市環境など、外部環境からのストレスもまたコルチゾールの増加に関与するといわれています。

睡眠不足

  • 睡眠は身体の回復とストレスホルモンの調整に不可欠です。慢性的な睡眠不足はコルチゾールのリズムを崩し、日中に過剰なコルチゾール分泌を引き起こします。通常、コルチゾールのレベルは朝に最も高く、夜に向けて下がるのですが、睡眠不足によってそのリズムが乱れ、日中に異常な高値を示すことがあります。

過度なカフェイン摂取

  • カフェインは交感神経を刺激し、アドレナリンとコルチゾールの分泌を促します。特に、過度のカフェイン摂取はコルチゾールの急上昇を引き起こし、長期的な影響として慢性的に高コルチゾール状態を引き起こす可能性があります。

過度な運動

  • 適度な運動は健康に良い影響を与える一方、過度な運動は逆効果です。激しい運動を長時間続けると、身体がストレスを感じ、コルチゾールの分泌が増加します。特に、休息を取らずにハードなトレーニングを継続する場合、慢性的にコルチゾールが高い状態が続き、筋肉の分解や免疫機能の低下が生じる可能性があります。

不規則な食生活

  • 不規則な食事や、極端なダイエットは血糖値の不安定さを招き、これに対処するためにコルチゾールが過剰に分泌されることがあります。特に、空腹時間が長くなると、身体はエネルギー不足に対処するためにコルチゾールを分泌し、グリコーゲンを分解してエネルギーを確保しようとします。

アルコールの過剰摂取

  • アルコールは、コルチゾールの分泌を増加させる作用があります。特に、過剰なアルコール摂取は身体にとってストレスとなり、コルチゾールが長時間にわたって高い状態が続くことがあります。さらに、アルコールは睡眠の質を低下させてしまい、これもコルチゾールの増加に寄与します。

薬物使用

  • ステロイド薬(コルチコステロイド)は、人工的にコルチゾールの分泌を増加させるため、長期間の使用は体内のコルチゾールレベルを過剰に高めることがあります。これにより、体が自己調整できなくなり、慢性的な高コルチゾール状態に陥ることがあります。

慢性炎症や疾患

  • 慢性的な炎症や感染症も、身体にストレスを与えコルチゾールの分泌を増加させます。身体は炎症を抑えようとコルチゾールを分泌し続けるため、長期間にわたる炎症があるとコルチゾールレベルが高く維持されます。
  • また、クッシング症候群と呼ばれる病気では、副腎が異常にコルチゾールを分泌し続けるため、慢性的にコルチゾールが高い状態が続きます。このような疾患は医療的な治療が必要です。

ホルモンバランスの乱れ

  • 性ホルモンや甲状腺ホルモンのバランスが乱れるとコルチゾールの調整にも影響を与えることがあります。特に、エストロゲンやテストステロンの分泌が減少すると、ストレスに対する体の反応が過剰になり、コルチゾールが増加しやすくなります。

コルチゾール増加による身体・健康への影響

免疫力の低下

  • コルチゾールの過剰分泌は免疫系の機能を抑制し、感染症や病気にかかりやすくなります。また、傷の治癒が遅くなることもあります。

体脂肪の増加

  • 特に腹部脂肪の増加が顕著です。

コルチゾールは、身体がエネルギー不足の状態に陥った時に筋肉のタンパク質を分解してアミノ酸を取り出し、それをエネルギー源として利用する働きがあります。

これは、身体がエネルギーを必要としている際に一時的に有益な反応ですが、長期的にコルチゾールが過剰に分泌されると、筋肉の減少や筋力の低下につながってしまうため、筋トレや運動をする方にとってはコルチゾールは大敵といえるでしょう。

SuperGYMはお客様ひとりひとりの身体について真剣に向き合いたいと考えておりますので、人数制限を設けております。
船橋でパーソナルジム(◎マンツーマン・個室のパーソナルトレーニング ◎ダイエット ◎ボディシェイプ ◎痩せたい ◎ブライダル ◎産後ダイエット ◎姿勢改善(猫背・ストレートネック)◎健康維持◎ヘルニア・既往歴・疾患がある◎大会出場【JBBF・FWJ・APF・マッスルゲート・サマースタイルアワード・ベストボディジャパン その他コンテストもOK】など)をお探しなら、SuperGYM船橋へご相談ください!

SuperGYM船橋で生涯理想の身体を自分で維持できる自走力をつけませんか?

Instagramホームのリンク🔗より公式LINEのご登録ぜひよろしくお願いします!

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


JR総武本線 船橋駅 南口より徒歩8分
京成本線 船橋駅 東口より徒歩6分
京成本線 大神宮下駅より徒歩10分
店舗付近有料駐車場多数あり


〒273-0005
千葉県船橋市本町2丁目29-17-3 メゾンクレア2F
営業時間10:00-22:00(不定休)
⚠︎最終受付は予約状況により変動します。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

目次